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2019/02/20

どこまでも続く道

この「どこまでも続く道」は


ドーム隊の公式ブログに
載せたものです



ドーム旅行の終盤

雪上車を運転している中で
ボクが感じた気持ちを綴っています











『どこまでも続く道』

連日雪上車で移動している

前に見えるのは
どこまでも果てしなく続く雪原


同じ景色のように見えて

時には雲の上を走っているよう
時には海の上を走っているよう


晴れた日は、気持ちよく進むが

一旦天気が崩れると
命の危険を感じるほど恐ろしい道となる


どこまでも続く道


この景色が変わる時
それは旅のゴール


早く終わりたいと思う自分と

もう少し、あと少しだけ
同じ景色を見ていたいと思う

自分がいる


どこまでも続く道


僕はこの景色を
きっと忘れないだろう



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2019/02/19

ダイヤモンドダスト

ダイヤモンドダストとは


『大気中の水蒸気が昇華してできた、ごく小さな氷晶(氷の結晶)が降る現象。細氷(さいひょう)ともいう。 よく晴れた朝など、気温が氷点下10℃以下の状態のときに発生しやすい。』





南極でダイヤモンドダストは
度々起こる現象



ただ


今の時期は
暖かすぎて



昭和基地で見ることができるのは
まだ先のこと








一足先に



ドームふじ基地で出会った
ダイアモンドダストをお届けします




バックに見える
幻日にも注目




2019/02/17

除雪な日々

この一週間
ずっと除雪をしてました





ボクの役割は
ダンプカーの運転





愛車はこの39ダンプ

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ボロっちいけど
しっかり働いてくれます













除雪の達人である
伊藤隊員が掘った雪を


ダンプに乗せて


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ボクが運びます


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雪は海岸近くに置き
それをブルドーザーでならします


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この作業を
何度も繰り返し





雪で埋まっていた道も
無事開通

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まだまだ除雪は
続きます




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2019/02/16

自分の部屋

2月1日に
越冬交代式が行われ





我々60次越冬隊メンバーは
居住棟に移りました







居住棟には
それぞれ個室が割り当てられていて






ボクは


2居2階の208号室
になりました








部屋の入口


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シーサーの暖簾を掛けています
















中の様子



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部屋の広さは三畳くらいで
机とベッドがあります







収納はけっこうあって



棚には持ってきた本やお酒

それから
サンシンも置いています



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ゴーヤーマン+シーサーも!


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これから1年間
生活の場となる部屋




キレイに
大事に



使っていきたいと
思います








2019/02/15

グリーンフラッシュ

グリーンフラッシュとは

『太陽が完全に沈む直前、または昇った直後に、緑色の光が一瞬輝いたようにまたたいたり、太陽の上の弧が赤色でなく緑色に見えるようになる稀な現象。緑閃光ともいわれる。また、空気の非常に澄んだ場所であることが観測の最低条件となるが、その他の気象条件にも左右されるので、その発生確率は非常に小さい。(ウィキペディアより)』







そんな


稀にしか出現しない
グリーンフラッシュを







ドーム旅行から帰ってきたS16で
写真に収めることができました







夕日が沈む直前

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近づいてみると…

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んっ

ちょっと緑色が!

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お~グリーンフラッシュだあ!!

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前回の越冬中には
一度も見ることができなかった
グリーンフラッシュ







これからも
南極の美しい自然現象に

たくさん
出会えそうです




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2019/02/14

クリニックの皆様へ

ドーム旅行中



クリニックの皆様へ
メッセージを撮ってきました





遅くなりましたが
ご覧あれ







昨年12月17日
ドームふじ基地から50km離れた
ベースキャンプにて撮影





息が上がって
ハアハアしています




今年の元旦に
ドームふじ基地にて撮影





2019/02/13

ドーム基地でサンシンを弾きました

前回の51次以来
8年ぶりに


ドームふじ基地で
サンシンを演奏しました







曲は西表島の代表的な民謡
「でんさー節」











マイナス30℃
酸素濃度は地上の2/3




演奏するには
厳しい環境ではりますが





素晴らしい景色をバックに

頑張って
唄っています






どうぞご覧あれ










2019/02/11

凍った顔

ドームふじ基地は
標高が3810mと


南極大陸の中でも
最も高地にある基地の一つ



そのため


年間平均気温はマイナス54℃で
過去最低気温としてマイナス79℃を記録している









我々はドームふじ基地で
最も暖かい夏時期に滞在していたが




それでも
平均マイナス30℃くらいだった












というわけで





寒さで
顔がこんな風になりました




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自分の吐く息で


髭があっという間に
凍ります



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鼻毛も凍る



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風が強いと
顔全体が凍ります


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ブリザードの中を
歩いた時の顔

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幸い
こんな状態でも



注意していたので
凍傷にはならずにすみました





2019/02/10

SM100

11/10~1/23にわたった
ドーム旅行






昭和基地から1000km離れた
ドームふじ基地には


大型雪上車(SM100)で
移動しました






ボクが運転していた12号車

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運転中

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計器類

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雪上車内の様子

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この中で寝泊まりも

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運転席から見た風景

先導するPB
















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SM112(みずほ基地)




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75日間
苦楽を共にした



可愛い相棒でした

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2019/02/07

歪んだ月

ドーム旅行のゴール地点である
S16に到着し



撤収作業をしていた1/21の夜








太陽が沈むと同時に
月が雪原から顔を出した


「ん?」



何か形が変


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平べったいというか
台形というか…








それから
全体が姿を現しても

歪んだ形のまま



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この歪みの原因




実は
蜃気楼が原因





蜃気楼により
遠くにある月が


光の反射や屈折によって
変形(歪んだ形)して見えるのだ








雪原の上に浮かぶ
歪んだ月

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地球影も重なり





まさに幻想的な
風景だった
2019/02/05

越冬交代式

2月1日


前次隊と新しい隊が交代する
「越冬交代式」が行われた











朝の9時半

19広場に59次越冬隊と我ら60次越冬隊が
向かい合って整列

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左側のオレンジ色のヘルメットが60次隊(59次隊はブルーのヘルメット)






隊員同士が握手をして

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位置を入れ替わります

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これで越冬隊は交代となり

昭和基地の運営は
60次隊が引き継いだことに






両隊長と
しらせ艦長による

鏡開き

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式終了後



ドーム隊のメンバーと記念写真

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51次隊で一緒だった
調理のきたじーと

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59次隊は
この日のうちにヘリでしらせへ

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1年後


我々も次の61次隊にしっかり
引き継ぐことができるよう



がんばらねば









2019/02/02

サンピラー

昨夜
外にでてみると



太陽が沈んだ付近から
垂直に光のすじが伸びていた


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近づくと
こんな感じ


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これは
サンピラー(太陽柱)という現象で

太陽光が氷の結晶の上下の面で
反射するために柱状に白く輝いてみえるもの


南極では
度々出現するものの



こんなに長く
夕日と共にきれいに見えたのは


ボク自身は初めて




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これからも
南極で出会う美しい景色を


お届けしていきます